すがわらの思うまま

駄文に次ぐ駄文、僕でなきゃ見逃しちゃうね

2019年はスーパビックな年にする

 

 

今週のお題「2019年の抱負」

 

 

 

まず大学1年になる。

それまで問題起こさない!

そんで大学の勉強はそこまで頑張らない。

司法試験に向けて頑張る!

伊藤塾とか通うつもり。

漢字検定も正直今勉強全くやってないけどまたやりたい。

何かで1級受かりたいじゃん、

自分は可能性があるのは漢字だけ...

みんなが知らない漢字めっちゃ知ってるってのは小1からの夢

あと突然共学になるから浮かないように頑張る!

話が止まらないからうざがられそうで怖い

 

ラーメンあんまり食べてないな

ひようらのラーメンたくさん食べたい

リア充はSNSで二度と自慢するな。二度とだ。

 

 

 

最近ツイッターやインスタの普及率はすごい。

 

 

 

自分らより上や下の代ではSnapchatとインスタの2強に感じるが、自分たちの代はインスタとツイッターが流行っていると言ったところ。

 

 

 

ツイッターの良いところを挙げよう

  • 140字の文字制限があり、基本短いので見やすい
  • リツイート(共有)機能が充実していて、開放感が強い
  • おしゃれさなどを気にする必要があまりないので気兼ねなく投稿できる
  • LINEより「友だち」としての親密性が小さく、(フォローしやすいといった利点から)関係が始まりやすい

 

 

一方インスタグラム

  • 大体の人が面白さではなく「映え」を意識しているので見栄えのある投稿が多い
  • なんかやってるとおしゃれ、感
  • 1日限定公開のストーリー機能がある
  • 1日経つと他者から投稿が見えなくなるストーリー機能がある
  • 動画とかで女子をチラッとだけ映しやすいストーリー機能がある
  • オサレなディナーの写真かと思わせて奥にサリゲナク女子の手を映せるストーリー機能がある
  • 青の洞窟の写真を背景に「今日は楽しかった😊」とか『こいつ女子と行ったな?』と思わせるような投稿も容易にできるストーリー機能がある

 

 

 

Instagramのストーリーのせいでよ、被害者が増えてんだよわかるかあ?

 

 

 

チラっと映すな、後ろ姿だけを映すな、映えるけども

 

 

 

それ顔映せたもんじゃありませんっていう話ですか?

 

 

 

男子→彼女が「いること」を自慢したがる

女子→「この人と」付き合ってますという感じ(?)

 

 

て言う勝手な分析

 

 

 

それはそうとおならでそう

クリスマスって...なんだ?

 

 

クリスマスは自宅静養ーーひとりぼっちクリぼっちふぁっきゅふぁっきゅーvery much

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暇つぶしはツイッターかインスタだけ!タイムライン見るぞー👀👀👀

 

 

 

「ディズニー!」「富士急!」「デート!」「スッ...(匂わせストーリー)「スッッッッ...(ツーショット)」

 

 

 

あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )

 

くぁwせdrftgyふじこlp (n回繰り返す)

 

 

ぱーりら📣 ぱりら💪 ぱーりら😤

わっしょい!

 


ぱーりら📣 ぱりら💪 ぱーりら🧟‍♂️

ふぅ!ふぅう!

 


ぱーりら📣 ぱりら💪 ぱーりら💩

ぐび!ぐびびびびびび

 

 

 

 

最高だった!!

 

前衛芸術を学ぶ from ア ル パ カ【ネタバレあり】

 

 

アルパカ兄さん。それは人類の境地。

 

 

流行したのは、僕らが中1の頃くらいだろうか。

(4、5年前)

 

 

ふと思い出してアプリを入れてみた。

 

 

 

ハマった。

 

 

 

 

全てはここから始まっ

 

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うん普通のアルパカ

 

 

 

そして最後は

f:id:val_sugaaana:20180617201445p:image こう

 

 

 

こんな感じで

 

 

 

アルパカ兄さん』は、

 

最初は小さかったアルパカが最後は大っきく成長する。

 

そんな日常系ほのぼの放置育成ゲームです。

 

最高にかわいー😍

 

親の目線で遊べます。子どもの成長は涙もの😭

 

 

 

 

この記事ではそんなアルパカの成長を十数段階に分けてまとめていきます!

 

 

第一段階f:id:val_sugaaana:20180617201207p:imagef:id:val_sugaaana:20180617202144p:image

 

アルパカの成長が楽しみです。かわいい。

 

 

 

第二段階f:id:val_sugaaana:20180617202420p:imagef:id:val_sugaaana:20180617202435p:image

 

二足歩行になった!人間のように走って移動します。

かわいい。

 

 

 

第三段階f:id:val_sugaaana:20180617202920p:imagef:id:val_sugaaana:20180617202926p:image

 

筋肉モリモリになった!反抗期ですね!

かわいい。

 

 

 

第四段階f:id:val_sugaaana:20180617223457p:imagef:id:val_sugaaana:20180617223507p:image

 

新しい腕が発達しましたね!かわいい。

 

 

 

第五段階f:id:val_sugaaana:20180617223837p:imagef:id:val_sugaaana:20180617223850p:image

 

顔がいっぱいできて、たくさん顔合わせできます!!😍

か、かわいい

 

 

 

第六段階f:id:val_sugaaana:20180617230204j:imagef:id:val_sugaaana:20180617230214p:image

 

さっきよりひと回り大きくなってお顔も増えたかな?👀

か、かわいい...

 

 

 

第七段階f:id:val_sugaaana:20180618000033p:imagef:id:val_sugaaana:20180618000041p:image

 

一輪車に乗れるようになりました!!

かわいい!

 

 

 

第八段階f:id:val_sugaaana:20180618000205p:imagef:id:val_sugaaana:20180618000209p:image

 

なんか円柱になりました!!

生き物は円柱形って言いますもんね?

かわいい...

 

 

 

第九段階

進化と同時に 神界の門番 がやってきました。

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年長さんに怒られてメッタメタに切り刻まれちゃいました...

反省してるかな?

かわいい...

※斧持ったやつは獲物です

 

 

 

第十段階

羽が生えた天使👼が現れましたっ

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次は天使を吸収します!

かわいい...

 

 

 

 

第十一段階

いよいよ との決戦です

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右上の青いやつGOD)を波動砲で倒します!!

これもアルパカの成長には必要不可欠。

かわいい。

 

 

 

 

 

しばらくして

神を倒しました!!

 

 

そこでわかるんですが、実はこのゲーム

 

 

マルチエンディングなんです!!

※3通りのエンディング

 

 

 

 

各ルート周回したので紹介します。

 

 

 

第十二段階 

神を吸収〜♪ (神をタップ)

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あんなに小さかったアルパカが新たな神となり、欲望や本能のままに他の生物を吸収し続けるだろう

神ゆえにそこに飽き限界という概念はない。

 

かわいい。

 

 

 

第十三段階

人間と神を吸収〜🌱 (人間の子をタップ)

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神と人間という相反する存在を同時に飲み込んだことで、自身のアイデンティティが揺らぎ「存在」という概念すらなくなってしまった。

そんなアルパカはただひたすらに今も増殖をし続ける。

 

かわいい。

 

 

 

第十四段階

アルパカを吸収〜っ (アルパカをタップ)

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初期のアルパカを取り込み、かつての自分を思い出したのだろうか。彼の次なる目標は人間との調和だった。

強大な力を捨ててまで平和を望む彼のこころざしを見れば、調和の成立を願わずにはいられない。

 

かわいい。

 

 

─────────────────────────

 

 

 

 

いかがだったでしょうか!

 

 

『アルパカ兄さん』の魅力伝わりましたか😅

 

 

もしよければ感想をツイッターのリプライとかで送ってくださいね〜

 

感想例

  • 面白かった
  • つまらなかった
  • 見応えがあった
  • きもい
  • 「かわいい」の定義を見直せ
  • アルパカ兄さん入れた
  • いつも見てます
  • 更新頻度ケア

   

などなど!学校とかでも待ってます🏫🗣

 

 

ツイッター

すがわら (@val_sugaaana) | Twitter

 

人生稀に見る勉強期🔥🔥

漢字の勉強楽しすぎるなあ🌪

 

小学生の頃から「漢字博士になる!」なんて言ってたけども最近はなんだかんだ勉強から離れていたわけで、、、。

 

漢字検定の合格っていう目に見える変化を求めて漢字の勉強を始めたわけだけど大学卒業までには1級受かりたいな、なんて。

 

 

欲を言うと高校卒業か大学1年までに...。

 

 

勉強してて へー!すごい!!ってなることが結構多くて、毎日テンション上がってるので何個か好きな事例を挙げときます。

 

例えば、

「こいねがう」に当てる漢字が

 

・希う

・幾う

・乞い願う

・冀う

・庶幾う

 

 

こんなにあるなんて知ったら興奮しますよね

 

 

実際はもっとあるのかもしれません。

僕が勉強中に発見したのはこの5個だけでした。

 

 

あと「うれう」

漢字は

 

・憂う

・愁う

・患う

 

と3種類あるわけで、しかもこの字は「おさめる」のように使い分けがされてるんですねー。

 

憂う─心配すること

愁う─心配事などに悲観的になること

患う─病むこと

 

 

皆さん使い分けてくださいね!!

 

 

あと「ほとぎ」

 

とある入れ物を指すんですけど漢字は

 

・缶

・甌

・鑫

・罐

 

このうち缶と罐は「かま」とよみ釜とかと同じ意味になるそう。

 

 

最後に「むさぼる」

 

今思いつくのって

 

・貪る

・牟る

 

くらいですよね?

 

 

予測変換で出るのも上2つに加えて

 

・餮る

 

 だけ。

 

 

ネットで調べて見ました〜

 

 

 

 

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多すぎ!きもい!(テンション↑)

 

全く見たことない字から

 

渇、冒、墨、毎

 

とかいう謎メンが顔を並べてるわけで。

 

 

漢字は奥が深いなあ。

 

 

 

まあでも

 

 

携帯で予測変換してくれるから漢字力が落ちてきていた僕にとって、こういう漢字勉強はめっちゃ有意義だし本当に楽しい!!

 

 

日常生活の中で間違えやすい漢字とかも自然と目にするので、ここ最近は人の漢字ミスにはいち早く気づけてなんだか気持ちがいいんだよね〜。

 

 

まあわざわざ指摘するとかではないけど、単純に「勉強のおかげで漢字の容量が増えた!」って感じで嬉しい笑

 

 

あとつい先日発見したことなんだけど勉強のモチベを取り上げるために

自作ノート

をつくってオベンキョしてます〜

 

 

作り方は簡単

 

お好みのサイズの紙を8枚くらいまとめて

①切る!(カッター使えば綺麗)

②折る!(半分に)

③とめる!(ホチキスで)

 

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僕はA4の紙を半分に切って折ってとめるって感じで作ったので目安としては

 

小さいキャンパスノートf:id:val_sugaaana:20180504012145j:image

 

このサイズ感がたまらない...!!!

 

 

8枚で作ると表紙と裏表紙を除いてちょうど30ページになるんでいい感じですよーー!!

 

 

8枚1セットだとして、

 

お手軽に30ページのノートが2冊作れちゃうので皆さんどうぞ

 

 

 

暇つぶしのブログでした

 

 

めっちゃ駄文だった

 

【見つかる日まで】


「ビデオテープ...」



「なあ、いい加減ビデオテープなんて捨てちまえよ。DVDに移してさ。」



付き合って3年になる彼氏は、私の部屋に来るたびに同じことをぼやく。



たしかに彼の言う通り。私の部屋には古いVHSが山積みだ。



時代遅れなのはわかってる。



邪魔になるのも知っている。



「じゃあ、DVDプレーヤー買ってよ」



「…まあ、そのうちな」



毎回この会話だ。



昔から私は、自分が満足している事柄に関しては、新しいものに興味がわかない性分なのだ。



だから私の部屋には古いものが溢れている。



まだ使える、毛羽立った歯ブラシ。

まだ履ける、穴あき靴下。

まだ使える、欠けたマグカップ。

まだ着れる、よれよれのTシャツ。


それほどテレビも見ない私にとって、ビデオテープは今でも現役だ。



よく友人にも笑われるが、私に言わせれば画質や音質にそこまでこだわる人たちの方が滑稽に思える。

 


結局映像なんて、記憶の中ではボ〜っとしか思い出せなくなるのだから、鮮明な映像を見ることに意味なんてあるのだろうか。



どうせ忘れるものなのに。




「…買うかぁ、DVDプレーヤー」



彼氏がそう呟く。



どういう風の吹き回しだろうか。自分だってお金ない癖に。



「え、いいよそんなの。お金ないじゃん」



「ん?まぁそうなんだけどさ。良い画質で映画でも見たいなぁって」



「えー、いらないよ。だったらどっか遊びに行こ?」



「でも考えてみ?何本も見れば映画館よりお得だろ」




彼氏の突然の思い付きで、DVDプレーヤーを買いに行くことに。



私は正直乗り気じゃないが、まぁ本人が良いなら良しとしよう。



彼は新品を欲しがっていたが、中古で十分だと無理矢理納得させた。



選んだのは数年前のモデルで、価格は1万円前後。



ビデオとDVDの両方見れるという代物だ。



これだけDVDが普及した世の中、新品ではもう、こう言った品は売っていないだろう。



大きな時代の転換、その狭間に生まれた存在だ。



私はとても満足だったが、彼は不満げな顔をしている。



「もっと良いの買っても良かったのになぁ」



「何言ってんの、テレビ自体が古いんだから、何を買ってもそんなに変わらないでしょ」



その帰りの足でレンタルショップに寄り、適当な映画を数本借りて帰路につく。



色々と文句を言ったのを少し反省し、レンタルショップでは自由に映画を借りさせた。



少し無理矢理だったとは言え、私のためにとしてくれた事だ。感謝はしている。



おかげで血みどろアクションばかりが取り揃えられた。



私の好みじゃないのだけれど、たまには良いかもしれない。



─────

 


「でさ、夜な夜な半裸のおっさん達が集まってきて…」



大好きな映画の話を語っている時は、まるで子供のような表情になる。



それがなんだか可愛くて、私の口元は思わず緩んだ。



辺りはすっかり夕焼け色に染まっている。



私たちは手を繋ぎ、長い影を引きずって歩いた。



空ではオレンジと紫が混ざり合いながら、ゆっくりと夜を歓迎している。



「でさでさ、そのクラブがどんどん大きくなって行って…」



映画の話はよくわからない。



私は適当に相づちをうちながら、今夜の夕飯について考えた。



へぇ、ふぅん、そうなんだ、なるほどね、すごいね、詳しいね。



聞いたふりさえ長くもなると飽き始め、私は頭上でキラキラと輝きだした一番星を眺めていた。



もうすぐ夕焼けから夜空に切り替わる。



暗くなる前に家につくかなぁ。



早くシャワー浴びたいな。



そんなことばかり考えていた。



家に帰ってきたのは7時過ぎ。夕飯を食べ、寝る支度をすべて済ませたのが11時前だった。



今夜は彼も泊まっていくことになり、せっかくなので溜まったビデオテープをDVDに移し変える作業をすることに。



明日はちょうどゴミの日だ。



今夜中に終われば、少し部屋が広くなる。




二人でテレビの前に座り込むと、手当たり次第にテープを再生した。



懐かしいテープもあり、私は宝探しをしている気分になっていた。



好きなアーティストが出演した音楽番組、下らないバラエティ、よくわからない料理番組など様々なものが録画してある。



コンビニで買ってきたお酒を飲みながら、幸せな時間を過ごす。



「あったわこんな番組!やっぱ俺ら世代は見てるよなコレ!」



懐かしい番組を見つけるとお互いに見入ってしまい、真夜中を過ぎても作業は全然進まなかった。



「あれ…このテープ、ラベル貼り忘れてる」



積まれた山の中から適当に手に取ったテープの背表紙には、何のラベルも貼っていなかった。



他のテープには几帳面なほどに日時やタイトルが書き込まれているのにどういうことだろう?



「新品なんじゃないの?何も録画してないとかさ」



彼の言う通りかもしれない。



私の記憶が正しければ、ラベルを貼り忘れるなんて事はした覚えがない。



…まぁ、覚えがないからこそ忘れているとも言えるけれど。




どうしよう。




念のため、処分する前に内容を確認してみることにした。



ウィーンという音を立ててテープが巻き戻される。



ガチャンッ。巻き戻しが終わる。



リモコンに再生ボタンを押すと、軽快な音楽と華やかな衣装をまとった男女が映し出された。



どうやら年末に放送される恒例の歌番組のようだ。



「あぁ〜、これいつのだっけ?途中だけ見たわ!おでんの歌で出たんだよね」



彼が懐かしそうにつぶやいた。



確かこのテープは、私の好きなアーティストがはじめて出演した時のものだ。



これはDVDに移す必要もないだろう。停止を押してテープを取り出そうとする。



「え、え、待ってよ。せっかくだしそのアーティストの歌聞いてからにしようよ」



…面倒くさい。



そう思ったが、まぁ、聞いてから捨てることにしよう。



「その前に、お茶いれてくるね」



台所に立ち、温かい緑茶をいれる。



さっきからずっと座って作業したいたせいで腰が痛くなった。



ここらで休憩を入れるのも良いだろう。



お茶は湯呑みで飲みたいところだが、あいにく家にはマグカップしかない。



「はぁーい、どうぞ。熱いから火傷しないように」



テーブルの上に彼の分を置くが返事がない。



少し気になり顔を覗き込むと、彼は眉をひそめながらテレビ画面を見つめていた。



「…どうしたの?」



彼の視線の先、テレビ画面に視線を移すと、そこに映し出されていたのは先ほどまでの番組ではなかった。



見慣れない景色、どこかの工場だろうか?



セピア調の画面にはまるで動きが見られない。



「なにこれ…映画か何か?」



しかし、こんなものを録画した覚えはない。



私に気づいた彼は慌ててテレビの電源を切った。



「あ…お帰り。お茶ありがとうね」



「今のなに見てたの?」



彼の行動は明らかに怪しい。サボって他に番組でも見ていたのだろうか。



「いや…このテープ劣化してるみたいでさ、捨てた方がいいかもしんない」



「なにそれ、今何か見てたよね」



別に彼が何を見てようが良いのだが、隠されるとこちらも知りたくなってしまう。



「ほんと何でもないんだって、次見ようぜ次」



彼がテープを取り出そうと手を伸ばした時、



テレビ画面にザザザッっとノイズが走り、ビデオが勝手に再生される。



画面に映し出されたのは、先ほど一瞬見えた工場のような場所。



よく見ると、その映像の左端に蜘蛛の巣が張っている。



こんな番組録画した覚えはない。



しかもこのテープは、今勝手に再生されだしたのだ。



唖然として、彼と顔を見合わす。彼もどういう事かわかっていないようだ。



「…さっきも録画してた音楽番組の途中でさ、画面がおかしくなって…こも変な映像に切り替わったんだよね」



彼は眉間にシワを寄せながら、取り出しボタンを押す。



しかし



DVDプレーヤーはなんの反応もせず、相変わらず画面には工場と蜘蛛の巣が映し出されている。



「なんだコレ!だから中古なんてよせば良かったんだよ!クソッ」



「なにそれ、私のせいだって言いたいわけ?そもそもDVDプレーヤーなんて必要なかったじゃん!」



彼の言い方についカッとなり、強く言い返してしまった。



………。



部屋に気まずい沈黙が流れる。



さすがに言い過ぎたかもしれない。本格的な喧嘩になっても良くないと思い彼に謝ろうとした時、




うっ…ぅぅ…ぅぅっ……




女性の泣くような声が真夜中の部屋に響く。



背筋に冷たいものが走る。それは彼も同じだったようで、ひどく引きつった表情をしている。



声は、テレビ画面から聞こえていた。



目を向けると、先ほどまで何の変化もなかった画面に、少しだけ動きがある。




蜘蛛だ。




私の手のひら程もある蜘蛛が、ゆっくりと画面のなかに映り込んできた。



私の蜘蛛に対する知識が少ないせいかもしれないが、見たこともない蜘蛛だ。



画面の中には蜘蛛の姿だけで、泣き声の主は見当たらない。



その声はひどく苦しそうで、次第に泣き声が大きくなってゆく。



我慢の限界だ。



私は近くにおいてあったリモコンを手に取り、テレビ本体の電源そ切ろうと試みるが、やはり消えない。



「おい、なんだよコレ!一回外行こうぜ、気持ちわりーよコレ」



彼の意見には同意だが、部屋を空けるのも少し気が引ける。



テレビからはエンエンと泣きじゃくる知らない女の声。



それは心臓を急かすように、だんだんと大きくなってくる。



「そうだ、コンセント!コンセント抜いてよ」



テレビ自体にコンセントを抜けば、さすがに電源も切れるはずだ。



画面には大きな蜘蛛、そして泣き声。



彼は息を飲んでゆっくりとテレビに近づく…

 

と、



「うわあぁぁぁ!」



今まで聞いたこともないような情けない声をあげて尻もちをついた。



完全に怯えきった顔。目は見開かれ、肩は軽く震えている。



反射的に彼を抱き寄せようと近づいた時、ガコンッという音を立ててテレビが揺れる。



彼氏を抱きながら視線を向けた先には




テレビを後ろから掴む何者かの指、傷だらけの腕。



そして画面には無数の眼球。



私は体験したことのない恐怖で意識が遠退きかけた。



画面から聞こえていると思っていた泣き声の主は、いつからこの部屋にいたのだろう?



テレビ画面に映し出された無数の眼球が、さぞ憎たらしそうに彼を睨みつけている。



部屋に漂う異様な雰囲気。



“空気が死んでいる”ような感覚。



すると、急に彼は胸を押さえながらえずきだした。



「…どうしたの!?ねぇ、大丈夫!?」



彼は吐き気を催しているようで、目を見開いて苦しんでいる。



「ぐっ...おぇッ」



彼は苦しそうに、その場に何かを吐き出した。



胃液にまみれ、うごめく黒い影。




蜘蛛だ。




先ほどまでテレビ画面の中に映っていた、見たこともない大きな蜘蛛を吐き出した。



それも一匹ではない。

 


何匹も何匹も何匹も何匹も彼は大きな蜘蛛を嘔吐し続けた。



彼の口から吐き出された蜘蛛達はゾロゾロとうごめきながら、中古のDVDプレーヤーの中へと潜り込んでいく。

 

 


気持ち悪い。

 

 


ぬらぬらと光る粘液を全身にまとい、列を成しながらぞろぞろと進む群れ。

 



気持ち悪い

 



気持ち悪い気持ち悪い

 

 

 


気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い

 

 


白目を剥き、ビクビクと痙攣する彼を抱きしめたまま、私はただ呆然としている。



部屋に響いていた女の泣き声は。いつのまにか笑い声に変わっていた。



────

 


私が意識を取り戻したのは翌日の昼過ぎ、すでに日が高くなった頃だった。



一晩中起きていたのか、いつのまにか眠っていたのかもわからない。



私の腕の中で冷たくなっていた彼を、警察は事故死と断定した。



彼の喉からは、自ら噛みきった自分の舌が検出されたそうだ。



私がいくらあの日の出来事を話しても、誰一人まともに聞いてはくれなかった。



現場検証、薬物検査など様々なものに付き合わされたが、結局事故死。



酒絡みの事故…ということで片付けられた。



そんなはずはない。そんなはずはないのに。



今でも鮮明に思い出す。



大きな蜘蛛、悲しい泣き声、テレビの後ろの女、嘔吐する彼、笑い声笑い声

 



笑い声。

 

 



幻覚だったんてありえない。ありえないありえない。



警察の前でビデオテープを再生したが、中身は普通の音楽番組だった。最初から最後まで。

 



私はあのビデオテープを探している。








私はあのビデオテープを探している。








私はあのビデオテープを探している。








私はあのビデオテープを探している。








私はあのビデオテープを探している。








私はあのビデオテープを探している。








わたしは。




ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ-完-

 

〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰

 

いかがだったでしょうか

 

 

ここまで読んでくれた方は少ないかもしれません😅

 

 

今回は思い切ってホラー小説っぽいのをブログで投稿しました✌︎('ω')

 

 

面白いと思ったらツイッターとかでリプしてくださいね〜。

オチなんてもんは捨てた

 

期末試験が終わりました、やっと更新できます

 

テストが終わると同時に春休みがスタート

 

まだ2月なのでちょっと早め

 

 

 

春休みともなれば普段の制服から離れて、私服でどっかに遊びにいくことも増えますね

 

 

しかも冬!

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先月雪も降りましたし、今年はいと寒し

 

 

防寒をしつつ、いかに服を着こなすかというのは皆さん悩むところですよね

 

 

 

 

ところで

 

 

皆さん、

 

 

 

 

ファッションに興味ありますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、僕めっちゃ興味がないんです

 

 

 

家にある服の中からその日の気分で自分が決めた“おしゃれ” をして行くだけです

 

 

 

家に服がなければ、多分全裸で外出します

 

 

 

 

それくらい意識低いです

 

 

 

 

いや、そりゃ服を買うことだってありますよ!?? 

 

 

 

 

初めて自分で買ったのは....そうだな

去年の7月、友達と買ったんだ!

 

 

 

 

一番最近に買ったのが...ええと

 

 

    去  年  の  7  月  、

 

                    友  達  と  買  っ  た  ん  だ

 

 

 

 

今日は

 

 

おしゃれについてあまりにも無知なザコが偉そうに語るので

 

 

それが嫌だなぁって思われた方、もうすぐゴールですよ!

 

 

ファッションの知識が想像以上に想像以下だったので、もうネタがないです

 

 

助けてください

 

 

 

 

 

 

 

まあまずファッションについては詳しくないですが、一応どんなもんか説明をしましょう 

 

 

 

 

ファッションとは・・・

流行。はやり。特に、流行に即した服装・髪型など。また、単に服装の意にも用いられる。「最先端のファッション」「オールドファッション」(wikiより)

 

 

 

なるほどわからん

 

 

 

まあ簡単に言うと

上にf:id:val_sugaaana:20180221213532p:imageおしゃれな服を着て

 

下にf:id:val_sugaaana:20180221213908j:imageおしゃれなズボンを履くってことです

 

 

 

あ、あと

 

 

 

髪切ってもらってる時とか雑誌置いてあるじゃないですか

 

 

 

あれって無感情でペラペラめくるもんですよね

 

 

 

第一に興味あるページがなさすぎる

「興味ないなあ〜...」とか思ってます

 

 

 

 

 

 

 

ファッション雑誌じゃなくて漫画とか読ませてほしい幼稚園児(16)だった