天気の子、ちょっと腑に落ちないみたいなとこある【ネタバレ注意】

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全世界待望、

新海誠監督   最新作

今や、世界の映画シーンで最も注目されるアニメーション監督・新海誠。叙情的な男女の物語を、美しい色彩と繊細な言葉で紡ぎ出す“新海ワールド”は、世代や業界、国内外問わず、多くの人々に支持され、生み出された作品は高く評価されてきた。
そして、前作『君の名は。』から3年──
待望の最新作が、ついに始動する。

⚠️以下ネタバレ注意💩
 

昨日映画『天気の子』見てきた！

鑑賞後に感想とか考察っぽいことしようとしたんだけど

• 面白かったw
• なんかゾワっときた...w
• 曲、良し！w
• 余韻でござるなwﾃﾞｭﾌﾌw
• (民法の成績大丈夫かな...)

みたいなことしか考えつかなくてなんとも自分がアホくさかったので、その後ちゃんと整理。。

んで、よく考えてみたら、

映画見てる時に気になったシーンとかたくさんあったので映画の説明もかねて、感想と合わせて適当に喋っていきます。

目次

『天気の子』登場人物

森嶋帆高（CV：醍醐虎汰朗）

離島から家出して、東京にやってきた高校生。小さな編集プロダクションに住み込みで働くことになる。

天野陽菜（CV：森七菜）

帆高が出会った女の子。アルバイトをしながら、小学生の弟と二人だけで暮らしている。“祈る”ことで空を晴れにできる不思議な力を持つ。かわいい。

▶︎▶︎▶︎醍醐虎汰朗さんと森七菜さんへのインタビューはこちら

須賀圭介（CV：小栗旬）

小さな編集プロダクションを営むライター。東京行きのフェリーで出会った帆高を住み込みで雇う。ちょっと銀さんっぽい。
 

夏美（CV：本田翼）

須賀の事務所で働く女子大生。持ち前の好奇心と探求心で取材に奔走する。
「ｷﾐﾉ ｿｳﾂｫ~ ﾄﾞｵﾘ ﾀﾞﾖ」

天野凪（CV：吉柳咲良）

陽菜の弟。小学生だが大人びた言動で、女子たちに人気。 年上である帆高に先輩と呼ばれる。

安井刑事（CV：平泉成）

老刑事。都内で起きた事件を追い、須賀の事務所を訪れる。初登場から平泉成感が隠せない。

高井刑事（CV：梶裕貴）

安井の相棒。捜査のために帆高たちの前に現れる。走り方がダサい。

（公式HPより）

『天気の子』のあらすじ（5分で読める）

都立神津島高校の1年生・森嶋帆高（もりしま ほだか）は家出して東京本土にやってくるが、ネットカフェ暮らしも数日で残金が尽きてしまい、上京するフェリーで出会ったライターの須賀圭介（すが けいすけ）を頼る。圭介は姪の夏美（なつみ）と2人だけの零細編集プロダクションを営んでおり、雑誌『ムー』などで記事を書いていた。帆高は住み込み・食事付きの条件に惹かれ、そこで働くようになる。

2021年（令和3年）夏の関東地方では、長期間にわたって雨の日が続いていたが、その状況でも晴天を呼ぶ「100%の晴れ女」がいるという都市伝説が流れていた。帆高はある事件から天野陽菜（あまの ひな）という少女と出会うが、彼女こそがその晴れ女で、祈るだけで短時間・局地的にだが確実に晴れ間を呼び寄せる能力を持っていた。

陽菜は小学生の弟・凪（なぎ）と二人だけで暮らしており、彼女が経済的に困っている様子をみた帆高は、晴れ女の能力で商売をすることを提案し、依頼用ウェブサイトを作る。「晴れ女」は次第に評判を呼び、順調に仕事を増やしていくが、神宮外苑花火大会を晴れにする依頼でテレビ放映されてしまい、依頼殺到により「晴れ女」は休業することになる。

帆高が家出少年として家族から届け出がされていたうえ、彼が偶然本物の拳銃を拾ってしまっていたことから、刑事が陽菜や圭介のもとを捜査に訪れる。そして子供2人だけの天野家には児童相談所が介入することになり、姉弟が引き離されることを恐れた陽菜と凪は、帆高とともに3人で逃げ出す。

その夜ホテルに泊まった3人は、インスタント食品やカラオケで楽しい一夜を過ごす。しかし能力の代償として、陽菜の身体は次第に薄く透明になっていた。最終的に人柱として彼女が犠牲になることで異常気象が収まるという伝承のとおり、その夜に陽菜の身体は消えてしまう。

警察の追跡のなか、夏美や圭介や凪の助けで神社にたどり着いた帆高が鳥居をくぐると、はるか上空へとワープし、積乱雲の上に囚われていた陽菜を救い出すことができた。2人が地上に戻ると元通りの豪雨が東京を覆い、それから止むことなく3年降り続き、東京を水没させた。逮捕されたのち保護観察となって島に戻っていた帆高は、大学進学を機に、いまだ雨の降りやむことのない東京で新生活をはじめ、3年ぶりに陽菜と再会を果たす。
（Wikiより）

このあらすじの中にも何個か「(。´・ω・)ん?」みたいなところはやっぱりあるわけで。
それをうまく伝えられたらなって感じす。

気になったところ①：帆高が家出して東京にきた動機が最後まで分からない

序盤から東京を目指して船に乗っていた帆高。同じ船に乗っていた須賀に東京に来た理由を尋ねられてもはぐらかしていた。まあその様子から帆高が家出少年だと察されるわけなんだけど、なんと、その理由が最後まで分からない。

…いや、言ってくれ。いえ、教えてください、、。

時間がなかったのかもしれない。

気になったところ②：拳銃いらなくね？

またまた序盤。東京に来てすぐ、ひょんなことからごみ箱に入ってる拳銃を拾う。

その後、仲間がピンチになるたびに発砲。

あぶなっ

ダメ絶対！
てか拾うな捨てろ。まじ2回目の発砲で須賀さん死んだかと思って焦った

拳銃は特に伏線があるわけでもなく、もちろん「伏線回収」もされず、ずっと「？」な感じで終わりやした。

もし、理由があってもなんとなく浅そう…。

気になったところ③：線路めっちゃ走ってるとき、工事の人余裕で捕まえられたよね。

帆高は、陽菜を助けるために数駅分も目的地に向かって走っていた。それも線路の上を。

ずーっと走っていて、体力がつきかけているから走りが超遅い。
普通に危ないのに、どの駅でも「こ、こら！とまりなさい！」て言う駅の作業員の声だけ。

なんで止めないのか違和感すごかった（これは無視するべき？）

気になったところ④：刑事たちが普通だよな

安井刑事（おじいちゃん）と高井刑事（リーゼント）は終始刑事としての業務に真剣に取り組んでいた。

• 母親を亡くし、未成年二人で生活する陽菜と弟の凪、この2人を保護しようとすれば逆切れされて逃げられる。
• 最後のほう、帆高捕獲に協力してくれていたはずの須賀に押し飛ばされ、殴られるという裏切りを受ける。
• 小太りおじいちゃん刑事にいたっては華奢な小学生の凪に倒される。いやこれは凪が強すぎるのかな。

サッカーじゃなくてアメフトやれ。

気になったところ⑤：東京、大丈夫じゃないんですけど。

これは終盤のクライマックス。

天気の巫女（＝人柱）として自らの身を捧げ、毎日続く悪天候に終止符を打ち、陽菜は人知れずこの世から姿を消した。

帆高は「陽菜さえ戻れば、天気なんか狂ったままでい゛い゛ん゛た゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛」と発狂^_^

情熱が天に届いたのか、東京の青空と引き換えに陽菜を救出。彼女はもう天気の巫女ではない。

────いろいろやらかしたため、帆高は3年間地元で保護観察処分を受ける。その間、東京では1日も雨が止むことはなく、都内の3分の1は水に沈んでしまっていた。

高校卒業とともに東京に戻ってきた帆高は陽菜との感動の再会を果たす。

「俺たちきっと大丈夫な気がするっ！」

のセリフで終幕。エンドロールではRADWIMPSの『大丈夫』が流れる。

僕の中の藤原竜也「ど゛う゛し゛て゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛！゛！゛！゛」

全然ハッピーエンドじゃないし

周りの人だいじょばないからな

3年で3分の1沈んだってことは、10年くらいしたら全部沈んでるんじゃない？
罪悪感過ごそう。てか人間どうするんだろ。

皇居……

あと最後に桜が映ってたけど、実際3年間毎日雨でも桜って咲くのかな。博識な人教えて。

気になったのはこれくらいかなーー
また思い出したら付け加えときます( ..)φ

逆に気に入ったところ

もちろん、映画を見てて、いいなって思ったとこも結構ある。
一個一個挙げられるものではなくて、全体の雰囲気とかすごく良くて感動わず。

新海誠監督の前作『君の名は。』の登場人物も結構出てきて、3年前を思い出す、みたいなこともあったり。

瀧、三葉、四葉、勅使河原、さやちん　とか出てきてたー。瀧くん以外はほんの数秒くらいしか出てこないけど、記憶を呼び起こすには十分だった。

そして、明らかに『君の名は。』を意識してるであろう描写がたくさんあった。気になる人はぜひ映画館へ。

あと、やっぱ曲が良かった！映画見た後はRADWIMPSにしばらくはまるね

個人的な考察ポイント

最後に、映画見て思った、考察ポイントぽいなってとこ挙げて終わります

1. 帆高の両親が全く出てこないとこ
2. あの鳥居はそもそもなんやねーん
3. 陽菜のペンダントみたいなやつ
4. たくさん出てくる魚
5. 途中の8月の雪の描写
6. 陽菜が年齢を偽った理由
7. 陽菜が凪との二人暮らしを頑なにやめない理由
8. 窓の外にたまった水があるのに、なぜ意味もなく窓を開けたか
9. 須賀さんが涙を流した理由
10. 帆高が卒業式で歌を途中でやめた理由
11. 陽菜は最後何を祈っていたのか
12. 凪のような小さな体で3倍の体重はあろう大人の刑事をふっとばす方法（重心の移動や肩を入れる角度を考慮したい）

以上です💩